2014-01-26 19:35:40
テーマ:例会記録

第9回ストーリーテリング例会のご報告

日時:1月23日(木)19:15~
場所:雑司ヶ谷文化地域文化創造館

この日の会場は寒い日にはありがたい駅近、
ただし会場名は長~い雑司ヶ谷地域文化創造館。

日本のトーストマスターズ初のストーリーに特化したクリエイティブ集団、
ストテリTMCにぴったりな名前ですね。

さて、マーティ会長の開会宣言では、
なかなか一般会員には体験できない企業クラブをエリアガバナーとして訪問されたというお話がありました。
新卒1,2年の社員さんの海外展開用の研修として、トーストマスターズを活用されているとのこと。
メンバーが若い!ちょっと私も行ってみたかったかも(笑)
日本の企業でももっともっとトーストマスターズクラブが増えるといいですね。

I見さんの入会式の後、
最強のストーリーテラー、ラファエロさんの司会で始まりました。
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まずご紹介いただいたストーリーはTell a Story and You’ll Find the Answer、
実際にあった高校生のいじめからの復活のストーリーをご紹介いただきました。

この日は引き続き感動のラファエロさんのWS。
言葉がそしてストーリーがいかに自分自身を肯定する力となりうるかというお話。
前述の高校生の話と共に、ストーリーが生きていく力を生み出すという感動のWSでした。

準備スピーチ1は
チェロキーさんの大胆なタイトル、2014年の野望!
トーストマスターズで即興スピーチを練習しているはずなのに、
街頭インタビューでいいコメントができなかったというご経験をお話くださいました。
今年こそTVでのかっこいい回答姿を、私たちも楽しみにしています。
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準備スピーチ2は
入会ほやほやのI見さんのアイスブレーカー。
家族とご本人の絆を元に5つのモットーをご紹介くださいました。
英語でしたがとてもわかりやすく、心にしみる素敵なスピーチでした。
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テーブルトピックスは二人一組で心温まるストーリー作りに挑戦!
各チームテーブルトピックスマスターから支持された素材を話に入れて作らなくてはなりません。
チェロキーさんはハワイのバスでの思い出、
ゲストのI嶋さんはスノボでの思い出の食べ物&飲み物、
そしてあれ総裁はパントマイムも加えラッシュアワーのシーンからのストーリーを披露してくださいました。
ペアで即興スピーチ作りも新鮮な取り組みでした。

この後の論評も個人論評+自由論評とストテリは論評の手厚さも自慢の一つです。
ぜひ皆さん、ストテリTMC見学にいらっしゃってくださいね。

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次回は2月1日(土)、
代々木オリンピックセンター、センター棟303号室で午後1時30分より。
皆様お気軽にご参加くださいね。

詳細・今後の予定はこちら
https://storytelling-tmc.org/meeting/



2014-01-21 00:21:16
テーマ:例会記録

第8回ストーリーテリング例会のご報告

2014年最初の例会は冬晴れ、会長兼本日のストーリーテラーのマーティさんも晴れ晴れとしたお顔で、
ご自身の新年の目標の立て方をメンバーにご紹介。
まずは沢山の目標を書き出し、マインドマップのようにまとめて、それを毎日見ていると実現するそうですよ。
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私もやってみようかな。
そしてお勧めのストーリーは長編「ローマ人の物語」(塩野七生)。
多神教の文化を持つ日本人がローマの歴史を語る、そんな長編歴史書を毎年数巻ずつ読んでいくのが面白いとのこと。

トーマスさんによるミニワークショップは「動機をショートストーリーで語ろう」。
ストーリーを作るための設定部分の実践練習をおこないました。
基礎的な練習、継続していくとストーリーテラーの実力がついてきますね。

準備スピーチ1はクリアの「美しいもの」。
美しいという言葉に抱いていた自分自身の定義が変わるような、大みそかの出来事を話しました。
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準備スピーチ2はラファエロさんの「Life is an Egg」。
卵の殻(自分自身の壁)を外から破るのか内側から破るのかで人生は全く違うというテーマを、
びっくりするようなお葬式のエピソードで楽しく、そして納得のストーリーを語ってくださいました。

テーブルトピックスマスターはゲストにもかかわらず、
快くお引き受けいただいたISさん。
新年の目標、甘い思い出、20歳になりきっての成人の誓い、そして同じクラブの先輩へのダイエットのアドバイスなど、
バラエティーに富んだ楽しいお題が並びました。

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休憩中もストーリーテリングTMCのメンバーは
ストーリーに夢中、以前の例会で紹介された本を読んでみての感想や、DVDの貸し借りなどストーリー200%の時間を楽しみます。

準備スピーチ1への論評はチェロキーさん。
ついつい説明が入りがちなスピーチをすっきりストーリーに集中して作成するようにとの改善点、ありがたかったです。

準備スピーチ2への論評はサラさん。
スピーチのテーマについて自分自身が殻を打ち破ろうとした経験も交えての論評、論評者の想いもしっかり伝わるコメントでした。

自由論評はあれ総裁、
共感を生み出すための「つかみ」部分にぜひストーリーを使ってみようという、最初ミニWSともつながる有益なコメントでした。
「説得より、納得させるスピーチ」できるようになりたいです。

最後のビジネスセッションでは1月4日にあった役員会での議題に基づき、
口座開設に必要なクラブの規約についての動議が提出、可決されました。着々とクラブ作りが進んでいます!

次回例会は1月23日(木)、場所は雑司ヶ谷地域文化創造館。
例会は19時15分からですが、18時45分ごろからウォーミングアップをしますので、お時間のある方はお早めに。
ご見学も絶賛大歓迎中です(笑)!!!

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詳細・今後の予定はこちら
https://storytelling-tmc.org/meeting/



2014-01-03 22:43:44
テーマ:例会記録

第7回ストーリーテリング例会のご報告

 雨はやがて夜には雪へと変わるだろうか。そんな冷たい雨がふりそそず参宮橋の地。
ところが、集まってきた人たちの表情は明るく熱気に頬を染めていたのです。

18:30から19:15分の定例時刻まではウォーミングアップとしてグループワークが行われました。
前回大好評だった「アイコンタクトレッスン」のパート2をくりあ様のガイドのもと行いました。
話しながらアイコンタクトをとって、聴衆が話を理解しているのかを読み取る練習なのです。

例会開始前のこの時間だけでも訪れたかいがあったとゲストの方からお話しがありました。a

 マーティー会長の開会宣言では、ストーリーテリングを向上させるための2方策の紹介です。
ストーリーテリングを実践すること。そして、長く読み継がれているものに触れること。
会長の挨挨拶どおり例会もふさわしい内容となりました。

 ストーリーテリングTMCでは総合司会(TMOE、TMOD)のことをストーリーテラーと呼んでいます。
今夜のストーリーテラーはぷーさんです。

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That’sEntertainment例会と銘うっただけの中身の濃い例会の始まります。
まずはご自分のベスト5のストーリーの中から「火の鳥」を選んでご紹介くださいました。
生と死、輪廻転生に触れたテーマ。

 当クラブ独自の内容としてミニWSがあります。毎回、担当者がストーリーを実生活に
役立てる方法についてレクチャーしていただきます。

今月は、
ストーリーテリングの宝庫「旧約聖書」入門」と題してラファエルさんが担当されました。
 「2500年かけて成立したものをたったの15分で説明する。」
 難解な用語、特殊な表現かな・・・と少し構えていましたが、最初の導入部分ですっかりと、
ラファエルさんが語る旧約聖書の世界に引き込まれました。
カトリックとプロテスタントについての説明を10秒程度でしっかりとした説明にただただ
納得して頷いてしまいました。

 続いて準備スピーチです。二人の語り部が登場です。
まずはACマニュアルのストーリーテリング#2個人的な話をしように挑戦されたのはサラさんです。
米国留学をしようとする青年が大使館の女性に送ったラブレターとロマンスの行方は・・・
実話をもとに描き込まれた個人的なお話にぐーんと引き込まれました。

 論評でも、くりあ様からストーリーには謎が必要である。などと的確な論評をなされおりました。
二人目の語り部は、ラファエルさんが再登場です。
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「FAMILY」の文字はこう読み解くのだ。という感動的な逸話でメッセージを強めるという手法に
みなさんに感心してしまいました。

 ゲストでも容赦なく論評を当ててしまう・・・プーさんの言葉を借りれば「ストーリーにハプニングをつきもの」
ということですね。ゲストのきっしーさんがACマニュアルスピーチの論評がはじめてなのに、
ストーリーテリング#4心にしみる話の論評に挑戦していただきました。
 感動的な話を聞いた後だと、改善点を指摘することを躊躇してしまうのですが、しっかりと提案されて
いたのがよかったです。

 当クラブでは、スピーチのあとコメントタイムが終わった後、よりスピーチを深く理解するために、
3分間の質疑応答時間が設けられています。
 論評も個人論評だけではなく、自由論評というものが当クラブにあります。
自由なスタイルと内容に焦点を絞って論評できるのですが、今回はマーティーがしっかりとお二人の
論評をなさっていました。

さて、準備スピーチと論評の合間に、テーブルトピックスがありました。

今回は、プーさんの提案により、「ストーリー・マトリックス・テーブルトピックス」という
逆引きTTです。通常は、お題を出されて、指名されて答えます。

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しかし、あらかじめ、出席者が選んでおいた自分のベスト5のストーリーを引いて話していただくというものです。
 くじ引きしていただいたのですが、なんとすべてゲストの方にあたり、なおかつ、最初のゲストの方の
作品が3回連続でひきあたられるという偶然のいたずらがありました。

 作者が亡くなってどうなるのか?!「グイン・サーガ」 いま読んでみるともうティッシュの箱がなくなるほど
号泣してしまう「キャンディキャンディ」不思議な巡り合わせの「75年目のラブレター」それぞれについて
熱い思いを語っていただきました。
 
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 総合論評のあとに最後にストーリーテラーのプーさんから、クラブのみなさまに最高のプレゼントを
いただきました。それは、「素晴らしい」という表現を使わないようにしていこうというものです。
安易に多用してしまっている万能の言葉を封印して表現力を磨きたいと思っています。
 
 次回は年明け1月11日(土曜日)、1月23日(木曜日)雑司ヶ谷でお逢いしましょう♪
詳細・今後の予定はこちら
https://storytelling-tmc.org/meeting/