2014-01-03 22:43:44
テーマ:例会記録

第7回ストーリーテリング例会のご報告

 雨はやがて夜には雪へと変わるだろうか。そんな冷たい雨がふりそそず参宮橋の地。
ところが、集まってきた人たちの表情は明るく熱気に頬を染めていたのです。

18:30から19:15分の定例時刻まではウォーミングアップとしてグループワークが行われました。
前回大好評だった「アイコンタクトレッスン」のパート2をくりあ様のガイドのもと行いました。
話しながらアイコンタクトをとって、聴衆が話を理解しているのかを読み取る練習なのです。

例会開始前のこの時間だけでも訪れたかいがあったとゲストの方からお話しがありました。a

 マーティー会長の開会宣言では、ストーリーテリングを向上させるための2方策の紹介です。
ストーリーテリングを実践すること。そして、長く読み継がれているものに触れること。
会長の挨挨拶どおり例会もふさわしい内容となりました。

 ストーリーテリングTMCでは総合司会(TMOE、TMOD)のことをストーリーテラーと呼んでいます。
今夜のストーリーテラーはぷーさんです。

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That’sEntertainment例会と銘うっただけの中身の濃い例会の始まります。
まずはご自分のベスト5のストーリーの中から「火の鳥」を選んでご紹介くださいました。
生と死、輪廻転生に触れたテーマ。

 当クラブ独自の内容としてミニWSがあります。毎回、担当者がストーリーを実生活に
役立てる方法についてレクチャーしていただきます。

今月は、
ストーリーテリングの宝庫「旧約聖書」入門」と題してラファエルさんが担当されました。
 「2500年かけて成立したものをたったの15分で説明する。」
 難解な用語、特殊な表現かな・・・と少し構えていましたが、最初の導入部分ですっかりと、
ラファエルさんが語る旧約聖書の世界に引き込まれました。
カトリックとプロテスタントについての説明を10秒程度でしっかりとした説明にただただ
納得して頷いてしまいました。

 続いて準備スピーチです。二人の語り部が登場です。
まずはACマニュアルのストーリーテリング#2個人的な話をしように挑戦されたのはサラさんです。
米国留学をしようとする青年が大使館の女性に送ったラブレターとロマンスの行方は・・・
実話をもとに描き込まれた個人的なお話にぐーんと引き込まれました。

 論評でも、くりあ様からストーリーには謎が必要である。などと的確な論評をなされおりました。
二人目の語り部は、ラファエルさんが再登場です。
 パパの時給はいくらなの?子供にお金を貸して欲しいと言われるお父さん・・・実は1482959_10202374982552556_1222604033_n
「FAMILY」の文字はこう読み解くのだ。という感動的な逸話でメッセージを強めるという手法に
みなさんに感心してしまいました。

 ゲストでも容赦なく論評を当ててしまう・・・プーさんの言葉を借りれば「ストーリーにハプニングをつきもの」
ということですね。ゲストのきっしーさんがACマニュアルスピーチの論評がはじめてなのに、
ストーリーテリング#4心にしみる話の論評に挑戦していただきました。
 感動的な話を聞いた後だと、改善点を指摘することを躊躇してしまうのですが、しっかりと提案されて
いたのがよかったです。

 当クラブでは、スピーチのあとコメントタイムが終わった後、よりスピーチを深く理解するために、
3分間の質疑応答時間が設けられています。
 論評も個人論評だけではなく、自由論評というものが当クラブにあります。
自由なスタイルと内容に焦点を絞って論評できるのですが、今回はマーティーがしっかりとお二人の
論評をなさっていました。

さて、準備スピーチと論評の合間に、テーブルトピックスがありました。

今回は、プーさんの提案により、「ストーリー・マトリックス・テーブルトピックス」という
逆引きTTです。通常は、お題を出されて、指名されて答えます。

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しかし、あらかじめ、出席者が選んでおいた自分のベスト5のストーリーを引いて話していただくというものです。
 くじ引きしていただいたのですが、なんとすべてゲストの方にあたり、なおかつ、最初のゲストの方の
作品が3回連続でひきあたられるという偶然のいたずらがありました。

 作者が亡くなってどうなるのか?!「グイン・サーガ」 いま読んでみるともうティッシュの箱がなくなるほど
号泣してしまう「キャンディキャンディ」不思議な巡り合わせの「75年目のラブレター」それぞれについて
熱い思いを語っていただきました。
 
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 総合論評のあとに最後にストーリーテラーのプーさんから、クラブのみなさまに最高のプレゼントを
いただきました。それは、「素晴らしい」という表現を使わないようにしていこうというものです。
安易に多用してしまっている万能の言葉を封印して表現力を磨きたいと思っています。
 
 次回は年明け1月11日(土曜日)、1月23日(木曜日)雑司ヶ谷でお逢いしましょう♪
詳細・今後の予定はこちら
https://storytelling-tmc.org/meeting/



2014-01-03 22:42:54
テーマ:例会記録

第6回ストーリーテリング例会のご報告

日時:2013年12月7日(土)13時30分~15時

駅の通路を抜けるとそこは雪国、いえいえ雑司ヶ谷地域文化創造館。
開会宣言では本当に久しぶりに風邪を「体験」をしたマーティ会長、沢山のお見舞いメールに感激とのこと。
皆さんも寒さ対策、風邪対策をなさってくださいね。

まずは前回、入会動議が可決されたサラさんに加え、K林さん、S山さんと豪華な入会式が行われました。

今日のストーリーテラーはマーティ会長。
DeNA設立者南場智子さんの著書「不格好経営」をご紹介いただきました。
経営者にアドバイスする立場から一転、経営者になっての奮戦記、
起業もクラブ立ち上げとつながる部分が多いと感じたそうです。

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続いてあれ総裁の大予言ワークショップ。
ノストラダムス、マヤ文明滅亡、そしてチェルノブイリなどの予言のご紹介から、
メンバーも自分の将来についてぜひ予言してみましょう!という呼びかけをいただきました。
あなたが来年、達成したいゴール、自ら予言者となって言葉にしてみてはいかがでしょう?

そしてスピーチセッション、
まずはぷーさんの上級マニュアル「特別な機会のスピーチ」。
この秋に開催されたほら吹きコンテストのディビジョンコンテストに出場した
2名のメンバーへの心温まるスピーチ、説得力のある賞のネーミングや授賞理由。

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そして感激の賞状と記念のご本の贈呈もありました!

2番目はクリアさんのアイコンタクトの重要性に関するスピーチ。
ストーリーテリング例会に続いてのユーモア勉強会でのワークショップの前説明として、
目の働きについて改めて考えてみる内容でした。

テーブルトピックスは今年の流行語4つを使ったものでした。
「流行語大賞にはドラマの決め台詞が3つも選ばれていますが、実はあまりドラマを見ないんですよね、私って」
とTTMのおけいさんが知りたかった事を回答者に答えてもらうという斬新な趣向。

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マーティさん、サラさん、エヴァさん、
そしてぷーさんのすべての回答がまるでミニ準備スピーチを聞いているよう。
さすがの面々に参加者感動のセッションとなりました。

論評セッションでは、I東さんのスピーチを基本に忠実に分析した論評、
そしてなんといってもご入会早々のS山さんの、ストーリーを大胆に取り入れた論評に全員から驚きの声が。

まさしくストーリーテリングTMCに加わるべくして入会いただいた強力メンバーです。
またゲストのW邊さんの自由論評「聴衆を味方につけるには」という論点も勉強になりました。

ストーリーテリングTMCの例会は内容が濃く、定例会といえど毎回毎回が特別例会といえるでしょう。
出席するたびにドキドキワクワク、そして息をのむスピーチや論評。
次はどんな例会が待っているか、いや待っているのではありません。

メンバーひとりひとりが果敢に攻めていく、
そんなストテリTMCぜひ皆さんもご参加ください。

詳細・今後の予定はこちら
https://storytelling-tmc.org/meeting/



2013-11-26 22:19:25
テーマ:例会記録

第5回ストーリーテリング例会のご報告

日時:11月21日(木)19:15~
場所:渋谷区勤労福祉会館

今回はストテリ始まって以来の平日例会です。いったいどのくらい集まるかどきどきどき、、、。
しかし蓋を開けてみるとメンバー7名、ご見学者6名で映画をたっぷり語りつくす、楽しい例会となりました。
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今日の例会報告のために、なんと!!

天国から映画と言えばこの人達、
「水野晴郎」さんと「淀川長治」さんが駆けつけてくださりました。

水野:皆さん、映画って本当に素晴らしいですよね。
 今晩の例会のテーマ「映画にまつわるエトセトラ」とっても楽しみです。
 まずは会長マーティさんの開会宣言、
 全国大会に出席し、大会に集った人々に接して、それぞれにストーリーがある事を実感されたとか。

淀川:堂々とした開会宣言、素敵でしたね。
 そして入会が決まったサラさん。
 ま~、美人さんですね、女優さんかと思いましたね~。

水野:今晩のストーリーテラーは書記長クリアさん、
 ショーシャンクの空のラストシーンについて解説されていました。

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淀川:ま~、素晴らしい映画を取り上げましたね。
 映画を流れるテーマは「希望」。そして
 ラストシーンにはHOPEという言葉が続きますね。いいシーンですね~。

水野:次はNMさんの準備スピーチ。
 映画の表現方法への考察でサイレント映画を取り上げられました。

淀川:私の大好きなチャップリン、NMさんもファンという事、嬉しいですね~。
 そしてサイレント映画の良さ、セリフが無い時代の、
 体でエモーションを表現する手法の素晴らしさを、皆さんに伝えていましたね~。

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水野:そしてあれ総裁の ”Do you expect me to talk”

淀川:はい、はい、はい、007シリーズに登場するブロフェルドさん、
 ま~この人、悪い人。恐ろしいですね~。
 そしてジェームズボンドの解説。
 実はなさけないやつだったというストーリーを最後に
 ”Do you expect to talk”で締めて、洒落ていましたね~。

水野:テーブルトピックスセッションでは、
 あのモンロー、いやマリリンさんが、付き合いたい相手を見つけるためにぴったりの映画、
 映画の中に出てくるお気に入りの諜報機関、
 そしてもっともなりたくない映画の主人公は?、という凝ったお題でした。

淀川:あの出題されたお嬢さん、頭の良い方でしたね~。
 回答した皆さん、随分頭をひねっていましたね~。

水野:スピーチの論評、皆さん、
 かなりの批評上手の方々とお見受けしました。

淀川:最初の論評者、チェロキーさん、
 本当に映画がお好きなんですね~。
 Mr.ビーンについてのところ、満面の笑みでしたね~。
 K本さんは、なんと007シリーズを見た事がない!
 ま~びっくりしましたね~。しかし堂々とした論評でした、えらいですね~。
 そしてYDさんの自由論評、
 この人、頭いいですね~。分析と提言がしっかりしてましたね~。
 すごいですね~、すごいですね~。
 総合論評では、またあの素敵なマーティさんが出てきましたね~。
 よかった点は熱く語り、注意するべき点は冷静に、
 心のこもった論評で例会全体を網羅したフィードバック、素晴らしかったですね~。

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淀川:次の例会もまたお邪魔したいですね~。どちらでしょうか?

水野:はい12月7日の午後1時30分から、雑司ケ谷地域創造館でお会いしましょう。
 映画って、そしてストテリTMCって本当に素晴らしいですね~。

淀川:はい、さよなら、さよなら、さよなら!

詳細・今後の予定はこちら
https://storytelling-tmc.org/meeting/



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