2025-09-08 09:36:02
テーマ:例会記録

2025年日本語スピーチコンテストチャンピオンによる“リアルスピーチの作り方とデリバリー”ワークショップを開催しました

ワークショップは、Kさんのチャンピオンスピーチ「見ていますか、見えていますか」の生披露から始まりました。全国大会の大舞台でのスピーチも圧巻でしたが、間近で見られたスピーチも迫力満点です。

スピーチ後には、参加者から質問が飛び交います。特に印象に残ったのが「表情の使い方」について。
Kさんは参加者に、「変顔ってできますか?」と問いかけ、普段からいろんな表情をして、表情の幅を広げておくことが大事と教えてくださりました。

Kさんは2018年に全国大会2位を受賞後、コロナ禍のオンラインコンテストの参加を見送り、2025年に会場開催となったコンテストに参加し、見事優勝されています。会場のコンテストにこだわったのは、反応の大切さがあったようです。聴衆から思ったような反応が得られないことがあっても、どうしたら狙った反応が得られるのか試行錯誤する過程を含めて、会場のコンテストには面白さがあるとおっしゃっていました。

続いて、「これから挑戦したいこと」をテーマにした3分間のショートスピーチセッション。3名のスピーカーに対してKさんがフィードバックを行い、「重要な部分を流されないよう、止まって、間を大切にすること」「聴衆に質問を投げかけ、スピーチをインタラクティブにすること」「冒頭で場面設定を明確にし、聴衆を迷わせないこと」とそれぞれのスピーカーに対して的確な改善点をお伝えされました。

ワークショップの最後には、まとめとして、スピーチでは、メッセージを分かりやすくするとともに、聴衆を楽しませることが大切だと、そのポイントについてのプレゼンテーションまで。

ワークショップの随所にもユーモアを入れて進行くださり、常に聴衆に楽しんでもらうよう工夫されているんだと伝わってきました。

35度を超える猛暑日で会場参加限定にもかかわらず、ゲストさん含めて約20人もの参加者が集まり、大盛り上がりの例会に。

学びと笑いにあふれたワークショップを開催くださり本当にありがとうございました!



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