秘すれば花、とは
風姿花伝の言葉ですが、
この書物、非常に多くの芸事の、
コミュニケーションの秘密を
含んでいるようです。
今日の
ワークショップは、
トーマスさんの
「風姿花伝に学ぶ、ストーリーテリング(和)-第2章(破)」。
前回の「序破急」も
非常に有用なスピーチ構成ツールでしたが、
今回シェアされたのはデリバリーの極意 。
その名も、「離見の見」。
この境地に達するには、
いまこの瞬間を意識すること、
自らの鼓動・高ぶりを感じ、聴衆との
リズムを一致させることが大切なのだといいます。
それをどうやって
実際のスピーチに活かせばいいのか??
こればっかりは、
まさに、ストテリTMCという場で、
「今」を共有したものにしかわからない。
ワンランク上のスピーカーになれる
ワークショップにたったの
数百円で参加できてしまうというのだから、
ゲスト参加しない方が間違ってますね^^
ワークショップのほかは、
コンテストスピーチ2本の披露がありました。
シャーラさんの”天の川”と
サラさんの勝ち残ってるスピーチです。
いずれのスピーカーも、
メリハリのある表現力が光りました。
シャーラさんの”天の川”に対するマーティさんの
論評では、天の川と山手線の駅の
リンクが示されるなど、深い洞察がシェアされました。
最後は、クリアさんの自由論評で締め。
冒頭でシャーラ会長からあった、
微笑み方やポーズまで研究されたイタリア発の
声のセオリー、
それと、
風姿花伝が説く、自分のリズム、
この双方が期せずして
オーバーラップしていたこと
への言及がありました。
ちなみに、今回の例会の裏テーマは、
じゃがりこVSじゃがビーだったとのこと。
クリアさんらしい
エンターテイメントですね^^
次回例会は、
5/4(木曜日)19:15〜
論評ワークショップです!!
乞うご期待!