第98回例会は、予定通り9月21日に戸塚地域センターで開催されました。
当日は私ラファエルが、初めてのstorytellerを務めさせていただき、緊張のうちに(笑)開会しました。最初にstorytellerとしてのmustである「story紹介」で、かの名著『100万回生きた猫』を取り上げました。単なる子供向けの絵本ではなく、その中にstorytellingの要素がすべて含まれているということ、「生と死」を真正面から扱った内容であること、また同時に「本当の愛とは」を非常に鋭い形で問いかけてくる作品であること、などを説明・解説させていただきました。
続いてクリアさんから『The Presentation』(N. Duarte著)が紹介されました。それに続くあれさんの「ビデオレクチャー」は「ストーリーテリングの強化書」と題した教育シリーズの初回でした。
「スピーチ分析」では、トーマスさんのスピーチ原稿を、マーティさんとチェロキーさんが二人で読み合わせ、実際のスピーチとどう異なってくるか、インパクトにどのような差が出るかなどを比較しました。
クリアさんにファシリテーターをお願いした「ダイアローグ」では、参加者全員が意見の交換を通してトーマスさんのスピーチへの、より深い理解と気づき、味わいを得ることができました。
続いて英語スピーチではCherokeeさんとMegさんのコンテストスピーチを聞き、互いに感想を述べ合う中から、それぞれのスピーチの特徴と改善点などについての意見交換をしました。
Business Hour でこれからの予定を確認し、最後にトーマス会長の閉会宣言で、例会は無事に終了しました。
例会に参加するたびに思うことですが、今回もsomething newを改めて感じることのできた、とても内容の深い例会でした。12月には100回記念例会も予定されています。Storytelling TMCのこれからがとても楽しみになった一日でした。