2017年12月2日、A子はJR神田駅に降り立った。「もうすっかり冬ね」
北口から斜めに伸びる雑多な店が並ぶ道を進むと、そこには高遠という名の昭和の香りをまとったビル。薄汚れた階段をヒールの音を響かせながら登りドアを開ける。
「ようこそ記念例会にお越しくださいました」
受付の青年がゲスト名簿から顔をあげてA子へと視線を移す。
「あっ、あなたは夏子さん、、、じゃなかった、、。」
皆さんこんにちは。ストーリーテリングTMC第100回(ちょっと過ぎたけど)例会へようこそおいでくださいました。この記念例会のテーマは「ストーリーの玉手箱」。ドアを開けた瞬間からあなたを魅惑のストーリーの世界にお連れいたします。
ストーリーのつまった古いこげ茶色の玉手箱を開けると、、、
そこにはストーリーテリングTMCの時空を遡るデロリアンならぬ動画(マーティさん渾身の作)が。
ガジさんに導かれてストーリーの中に潜むメンターのパワーを体験するワークショップの旅が。
そして様々な物語に登場する料理を味わった後には、ストーリーの申し子たちが紡ぐ言の葉を堪能するスピーチコンテストが。
たっぷり3時間超のストーリーの世界の旅に参加者の皆さんから「楽しくてあっという間でした」とのお声が。ストテリメンバーにとってもいつまでも心に残る記念例会となりました。
ストーリーを愛するすべての人と共にストーリーの力を信じ、また気持ちも新たに次の200回を目指してストーリーテリングTMCは歩んでまいります。
またいつの日かあの駅に降りて、そしてあのドアを開けてみてください。そこにはきっとあのこげ茶色の玉手箱があなたを待っています。
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